t-d’s blog

京大卒のITコンサルタントによるブログです。FIREを目指してます。

新型コロナウイルス蔓延から今後の働き方について考えてみた

2020年4月中旬の現在、新型コロナウイルス(COVID19)の感染者が世界各国で急激に増えており、欧米諸国では都市封鎖や外出禁止といった処置がとられている。

流行が比較的遅かった日本でも、4月8日に緊急事態宣言が発出される等、日に日に自粛モードが高まり、自宅で過ごす時間が依然と比べて増えている。

世界各地で移動が制限され、工場が停止し、原油の需要減少に伴い、原油価格が空前の安値となっており、経済の先行きに不安をもたらしている。

またゴールデンウィークを目前に観光地の封鎖などの処置がとられ、宿泊施設や飛行機等キャンセルが相次いでいる。

上記のような社会の急激な変化がおこったのが2020年に入ってからわずか数か月のことであったことは驚きである。

私の人生の中で2度と経験することがないだろう新型コロナウイルス蔓延の経験から、私たちの今後の働き方について考えてみた。

 

■働き方について

もともと、近年の働き方改革によってリモートワークが推進されていたものの、実際にリモートワークをしている人は、介護や育児などで出社するのが困難な人や、一部の大手企業に限られていた。

しかし、昨今の新型コロナウイルスの影響で、人との接触を極力避けるためにリモートワークが急激に広がっている。そして、リモートワークや時差勤務が進んだことで満員電車に乗る必要がなくなり、雨風に悩まされながら出社することもなくなった。

移動時間が減ることで、睡眠時間や自分の趣味に充てられる時間が増えてきている。

企業もリモートワークを推進させることで、オフィスを縮小でき、無駄な家賃などの経費が削減されることになるだろう。

新型コロナウイルスが収束した後は、リモートワークがさらに広がり首都集中だったものが地方に分散されていくだろう。